
音とシャント穿刺の
痛みについての研究
研究連絡先
長崎大学病院 血液浄化療法部
長崎大学大学院医歯薬総合研究科
北村峰昭・西野友哉
+81-95-819-7358

③ 音の聴取開始
流れ:音を聴き始める開始前に血圧を測定します。血圧測定後に聴取を開始してもらいます。
なお、介入の初回は以下の注意点について、血圧測定前に説明を行ってください。

説明内容
音源を聴いている間は、できるだけ音源に聞き入ってください。テレビを見たり、ほかの人と話したりはしないでください。音源は他の音源に変えたり、巻き戻したり、早送りしたりしてはいけません。音が鳴り始めたら、タブレットは操作せずに裏向きにして置いておいてください。音源は順番に再生されます。それぞれ20分以上の長さで音源が入っているので途中で途切れる心配はしないでください。穿刺が終了し、透析が始まったら、ヘッドホンを外して今日の穿刺時の痛みと不安感についてVASスコアをタブレットに入力してください。100が今までに感じたことがない痛みや不安を示し、0は全く痛みや不安がないことを示します。その後は何をしていただいても結構です。全くのフリーです。

タイトルを入力
説明後、血圧を測定し、記録します。タブレットは患者さんのもとにありますので、この記録は紙もしくはコンソール・透析通信システム内にするようにしてください。(一連の操作が終了後に入力するようにしてください。)
患者さんに「今」を押して、視聴開始時間を記録してもらいます。この記録は自動的にRED Capに反映されます。タブレットに出ているYoutubeの再生ボタンを押すと音楽が流れます。患者さんに再生ボタンを押してもらい、音源の聴取を開始してもらってください。
音源の聴取中は枕元に裏返してタブレットを置くように患者さんに指示してください。(どの音源を聴取しているかを穿刺者からブラインドするためです。)
